ふきのとうの天ぷら
(この記事は過去にTwitterにて投稿したものです)
アキタブキ(Petasites japonicus ssp. giganteus)
さむい地方によく生えてる傘にできるような大きな蕗です、
ふきのとうは北国だと一年で一番最初に収穫できる山菜なのでいつもこれを見かけては春の始まりを感じています…
蕗には雄株と雌株があるので、ふきのとうにも雄花と雌花があります
左のつぶつぶの蕾と星型の花弁が目立つクリーム色の花が雄花で、
右のブラシ状の雌しべが目立つ白い花が雌花です、
雌花は時期を過ぎるとニョキニョキ伸びますが、出てすぐの味は多分雌雄ではさほど変わらないと思います
ふきのとうといえば天ぷら!ってことで揚げました、味付けにシケレペ塩を使ったら油っこさが抑えられつつ、ふきのとうの香りを邪魔することなく美味しく纏まりました…
ですがふきのとうの毒性成分ペタシテニンは水に溶けやすいものの加熱では減らないらしいので天ぷらは味見程度が良さそうですね…
今回揚げたものは雌花の方が香りを強く感じましたが、雌雄の違いってよりは生えてた環境の違いによるものが大きいような気がします…雄花はうちの日陰に生えてて、かつやや窒素過多だったってのもあるかもしれません…
雌花を採る時に掘り抜いてしまった根茎を同じ所に植えて様子を見てみます…
ふきのとうたんです。春が終わると背伸び(物理)しちゃいます。
蕗に硫黄成分を肥料として与えると葉っぱが巨大化するって話をどこかで聞いた覚えがあるけど本当だろうか…?