つくしご飯
(この記事は過去にTwitterにて投稿したものです)
スギナ(Equisetum arvense)
道端や川の土手によく生えてて、胞子茎のつくしは有名な春の風物詩です
よく雑草扱いされてますが地味に古生代が起源の古いグループの植物だったりもします
はかまを取ってさっと茹でます、つくしの茎の部分はそれほどアクもなく茹でて水にさらすだけで良いのですが、頭(胞子嚢穂)の部分は少し苦味が強いです
頭は重曹で茹でてアク抜きしますが、頭のアクが抜けるのに合わせていると茎がふにゃふにゃになってしまうので別々に茹でるのをオススメします
茹で上がればすぐに食べられますが、今回は炊き込みご飯にしたいので今はタレに漬け込んでいます
そういえば石炭紀には巨大なスギナの仲間が生えてたらしいけどスギナみたく胞子茎を別につけるタイプだったんだろうか…もしそうなら巨大つくしはたけのこみたいな感じかな…それもそれでうまそう…
スギナ(つくし)とアカザ(種子)の炊き込みおこわです、元は畑の強雑草ですが普通に美味しいです…
でもつくしは他の山菜と同じ感覚でごはんに混ぜて炊いてしまうとドロドロになってしまうので、炊き込みごはんとは言ってもつくしは炊き終えた後にまぜた方が良さげです
つくしが他の山菜に比べても溶けやすかったり栄養茎のスギナが持ってるプラントオパールもほぼないのって春先に胞子飛ばすだけだからそんなに耐久性なくていいって事なのかな…?