アカザの実
(この記事は過去にTwitterにて投稿したものです)
アカザ(Chenopodium album var. centrorubrum) 食べれる野草界では有名なおひたしにすると美味しいやつですが、あのNASAも認めたスーパーフード、キヌアの親戚でもあります、普段は葉っぱを味噌汁に入れてますが今回は種子を食べるためにとってきました
まず収穫してきたアカザは何週間か乾燥させます(上の写真はその前に撮ったもの) すると星型のガクが開いて種が落ちやすくなります、それから種とガクを分けます、色々試したのですが扇風機を使った風選だと種ごと飛んでしまったので種を手ですり合わせた後、水に沈めると種だけ集められていい感じです
種だけ集まったらキヌアと同じくよくといで表面の汚れやサポニンを落とします、ちょっと残ったガクもその時一緒に流れます、それから水を吸わせてキヌアと同じように炊くのですがキヌアよりも硬いので圧力鍋で気持ち長めに炊いた方がいいかもしれません
キヌアと同じく白っぽい根が出てきたら炊き上がった証拠です、(一枚目は炊き足りなかったもの)食感はプチプチしていてキヌアより小さいですが存在感があります、ご飯に混ぜてアカザ飯にすると面白い食感になって美味しいです、栄養価がキヌア並みにあると思えばただの雑草ご飯がスーパーフードに思えてきました…
[総合] 今回は美味しく炊けて良かったです、サポニンも多めに水にさらしたからかほとんど流れたみたいです、今回はご飯に混ぜましたが、この食感を活かせそうな料理は他にもたくさんありそうなので色々試してみたいです…